お読みになる前に:この作品は読みきりです。
又、今回も性懲りも無くオリジナル兵器を出すに飽き足らず、キャラの性格が変わってるかもしれないです。
トドメと言わんばかりに他のゲームのキャラまで出てます(おい)
それと、最後に設定集も一応はありますが不明点がありましたら言ってください
それとLIPSファンの方には申し訳ないような文章になっております、
其処については非礼を申し上げます。
遥かなる地球(ふるさと)を飛び出して宇宙へ舞い上がった人類達。
その移民団の一つが降り立った惑星J。
絶え間無い努力によって適合した人類達であったが、同時に人類として特有の意欲も掻き立てられた・・・・
それは・・・戦い
サーリットン戦線・・・常に爆発と硝煙に彩られた不毛の砂漠
常に死と勝利が付き舞う超危険地帯。
愚か者には明日無き地。
のはず・・・・
「さ〜〜〜て!今日こそグレンリーダー様に会うわよぉ!」
「待っててね、お兄ちゃん」
「でもって必ず届けるんだよね」
「熱い〜〜キスをな」
・・・居た
愚か者が居た!
アルサレアが誇る機密人物追っかけ隊こと「LIPS小隊」だ。
今日もグレンリーダーを追ってサーリットンに来たのだった。
「その前にだ」
咳払いしてセリナが何かを言おうとする、
「え、何かをするんですか?」
「めんどくさいし、さっさとグレンリーダー様のところに行こうよ〜」
イズミとプリスは露骨に嫌がって二人で話をし始めた。
その様子にセリナの額に血管が浮かび上がっている
「五月蝿い!黙れ小娘ども!」
「で、何を考えてるの、セリナ?」
リサに流されて気を取り直すセリナ。
急に真面目な顔になるとセリナは語る。
「さて・・此処で提案だが、どうやってグレンリーダー様に会いに行くかだ」
「確かに・・・サーリットンって結構広いのよね〜乙女の直感にも限界はあるし」
そうである。
サーリットンに居ると言う情報は在るが正確な位置は掴めていない。
何時もだったら「運命に引き寄せられている」と言う○○○○(デモンベインのウェストに当てはまる言葉を入れてください)的な発想で手当たり次第に探し回っていたが流石に限界を感じたのだろう。
少しは成長しているようだ。
だが僅かかもしれない・・・
「はいはい〜プリスに良い案があるよ!」
「え、なになに?」
イズミの期待を胸に含み笑いをしながらプリスは語る。
「簡単よ〜グレンリーダー様なら私達のピンチに必ず来てくれるのよ」
「あ!じゃあピンチになれば良いのね!」
何ともまぁ安易な発想である。
確かに彼女達の実力では1番良い方法かもしれない。
だが彼女たちは知らない。
アルサレア最高権力と某格闘娘が緊急通信をもみ消す準備がある事を。
「ダメだな・・・」
「え〜〜どうして〜?」
そんな実情を知らないセリナだが別の理由で反対のようだ。
「それでは我々があの御方に相応しいと周りが納得しないだろう」
いや・・・納得も何も相応と考えている事自体がグレンリーダーに対して最大の侮辱だろう。
「簡単だ。我々の実力でヴァリムを蹴散らせばグレンリーダー様も、きっと来てくれる。その時に戦果と一緒にキスを届ければいいのだ!」
「あ!ナイスアイディア」
全員納得・・・類は友を呼ぶと言うのは此の事だろう。
「レーダーコンタクト!前方から高速で敵機が接近中よ」
「じゃあソイツから血祭りね!」
戦う前から勝った気でいる。
2機のJフェニックスは飛ぶ、相手が誰とも知らずに・・・
戦場を舐め腐っているようなカラーリングのJフェニックスの向かう先に居るのは緋色に黒のラインと言う似て否となるカラーリングの機体が一機。
だが、ただの一機と表現してよいのだろうか?
否
一騎当千
既存のPFのサイズを上回る其れには相対する物全てを滅ぼす魔性を秘めていた。
「正面からJフェニックスタイプが2機・・思ったよりも展開が速いな・・」
いや、君を見つけたのは偶然なのだが。
兎も角、規格無視の巨大機を駆るヴァリム軍神佐リュウハは迫る2機のJフェニックスに集中しつつレーダーも視界に入れる。
常に周囲にも気を配らなければ戦場では生きていけない、特に神佐と言う階級ならば敵にだけ注意すれば良いというわけではないのだ。
「周囲にはコンタクトゼロ・・通信の形跡も無しか」
通信を入れ無いという事は不可能なのか実行しないのどちらかである。
勿論の事で後者である。LIPSは自分達だけでリュウハに勝てると思っているようだ。
そんな事を知っている訳ではないが、通信される前に速攻で片付けるべき。
「・・・戦闘を開始する」
専用の回線で何処かに通信を送ると乗機「ディアボロス」の腕に装備されているべフィマスランチャーを掲げた。
激しい閃光がイズミとプリスのJフェニックスに直撃・・出力を絞ったとはいえJフェニックスの装甲を突き破るのは造作もない。
メインフレームを中心に大穴が空き爆砕。
僅か一瞬の事である。不幸にも運が良く脱出ポッドは作動しやがったようだ(おい)
そんな作者のお情けによって生きながらえた二人の乗っていたJフェニックスの最期を見た瞬間に残っていたセリナ・リサ機の中で
「貴様!こんな事をして唯で済むと思ってるのか!
私達を誰だと思っている!
アルサレア軍最強の小隊のLIPSだ!」
下を向いて何かを呟いているリサを無視してセリナが外部スピーカーで何かを喚いている。
内容がアレだけにリュウハは一瞬だが興味(此の時点で雑魚と判断されており某所からLIPSについて何かを聞いた事があったと思い出して観察し始めた)を持ち攻撃を止めた。
「良いか!
私達はグレンリーダー様のために存在する!
私達を如何にかして良いのはグレンリーダー様だけだ!
分かったら落とされろ!」
・・・ママ〜其処に変な人が居るよ?
し!見ちゃいけません!
子供が見たらコンナ対応があるぐらいの状態である。
そんな莫迦発言を鵜呑みにするリュウハではない。
彼の現状は実験・観察をしていると言って良い。
と言う訳で取り合えず威嚇射撃(と言っても右腕を吹っ飛ばすレベルだが)を放つ。
無論だが予告どおりに右腕が消滅した。
「貴様!
惑星Jの至宝とも言うべき私たちを傷つけるとは何事だ!
許されると思ってるのか!?
其れこそ惑星Jの全てへの反逆だぞ!」
本気か!?
この自己評価は何処から出てくるのだろう?
いい加減にリュウハもウザくなっている。
って言うか観察を止めたらしい。
べフィマスランチャーを発射しようとしたとき、
「私のJフェニックスに傷つけるんじゃねぇ!」
リサが切れたのだ。
先ほどまでに下で呻いていたが遂にキレた。
「お・・おい!」
驚くセリナを無視してリサはブースターを全開。
「・・・自棄の特攻か」
リサのブチ切れによる決死の特攻だがリュウハほどの腕・・・と言うか普通に訓練した兵士でも余裕で如何にか出来る程度の動きしかない。
それでも警戒を解かず集中しているのはプロであると断言できる。
本来ならば回避するのだがディアボロスもフルブースト。
一気に距離を詰める。
「ちょっとセリナ!何で攻撃しないのよ!」
もてるかぎりの最大の操縦をしているリサであるが相棒が何故か攻撃をしない事に疑問を持った。
「・・・分からん・・だが指が動かない・・」
彼女は認めないだろう
ディアボロスから放たれる殺気が彼女を蝕んでいたのだ。
そして、
「・・な、何よ?!何で足がすくむの!?」
先ほどまでキレていた為に影響がなかったリサも陥落。
戦場ではタブーである棒立ちになった。
ここらで説明しておくがLIPSは本能で動いている集団と見ても良い。
それゆえに感じたのだ。
ディアボロスには絶対に勝てないと。
それ故に心は無駄に高いプライドで冷静だが体は恐怖に駆られて動けないのだ。
そして動きが止まった瞬間、
「終わりだ」
リュウハの一言と共にJフェニックスは光の本流に消え去った。
余談ではあるが後に裏にゴルビーが居たとか目障りと感じたからとかなどの理由からリュウハはKILL・LIPSに協力するようになったとならなかったとか・・・・
とまぁ、最後は少し横道に反れたがLIPSに攻撃を仕掛ける瞬間にリュウハが送った通信は届いていた。
「悪魔さんから伝言ですね〜攻撃開始みたいですよ」
何故か其処にいるアルサレアの着せ替え人形(おい)ことエドワード・・・(長いので以下略)は自分の周囲の仲間に告げた。
「よっぽど運が無かった様だな?もう少し発見が遅れると思ったが?」
「ですね・・運がなかったみたいですよ、ぶつかったLIPSは」
言っておくが此の場合はリュウハが運が無かったと言っているのではない、ぶつかったLIPSである。
そもそもアルサレア内での犯罪まがいの作戦を取る彼等にとってLIPSの安泰など優先順位はマントルトンネル並みに低い。
「で、隊長、そろそろ動きます?5分後にヴァリム基地への奇襲も始まるらしいですし?」
「・・・全機コンディションは?」
エドからの進言に男は機体の最終確認を促す。
つまりは・・・
「ジャスティス1・・エドワード異常は無いですね〜」
「ジャスティス2、レニー機は問題は無いですよ」
「ジャスティス3、ユウヒ機、異常があっても関係ない、どうせ俺達が異常だしな」
最後のユウヒの自分たち全員への皮肉を聞いた後に隊長である、無愛想な男性・・・ケン・サンジョウは本来の部隊では本気の時以外は絶対に見せない表情で下す。
「ヒポクリトに通達・・・此れよりデビルキス(悪魔の口付け)作戦を開始する。作戦の成否の意味・・分かってるな?」
ヒポクリト・・・偽善者と名乗る自分達の部隊に対して告げる言葉に迷いは無い。
「でる!」
4機の偽善者は動き出した。
アルサレア軍暗部内において最も成功率と実力を持つ部隊・・・それがヒポクリト(偽善者)である。
偽善者と名乗るとおりアルサレアの暗黒面を実行する部隊であり犯罪のような作戦もこなす、自らの正義・・・いや、偽善において。
隊長にはアルサレア内でも多数の情報源と実力、そして世界規模の財閥とのコネを持つケン・サンジョウ。
その部下にはエドワード(以下略)やレニー、ユウヒを始めとする暗部内での上級エージェントによって作戦に応じて原隊(通常は其々が別々に普通の部隊に所属)から出張して編成されるのだ。
彼等の行動原理は唯一つ・・・アルサレアの安泰だけである。
その為に手段を選ばない。
故に偽善者である。
後にアルサレア暗黒の小隊「ダークブレイズ小隊」の前身であるヒポクリトの戦いは戦いとは呼べないのだった。
と前述したが今の視点は超駆逐師団クレアウイッシュの司令部に移る(おい)
司令部と言っても彼等は拠点攻撃を目的としている為に大型のトレーラー数台と護衛機20機で攻勢された中隊であり、そのトレーラー中の一つが師団長ビッグゴールド大佐用のものだ。
「哨戒中の121小隊より敵勢力発見の方」
「可及的速やかに規模と戦力の確認をさせろ3時の12中隊は?」
オペレーターAの報告に指示を出し終わると今度はオペレーターBから報告を受ける。
「現在・・ヴェタール・キシンを主力とした中隊に苦戦している模様です」
「なら141航空小隊に空爆要請を出せ」
言っておくが今回の話では悪役の部類に入るビッグゴールドだが思想が偏っているだけで無能ではない。
前線の要求を確りと対応するし、率先して指揮に出るなど前線を知らない無能指揮官とは実力は雲泥の差がある。
多少は強引なところがある所為で迷惑がられる事もあるが有能である為に人望は無い訳ではないのだ。
「事に気づいたとは言え・・此処まで増援を出せるとは侮れないな・・もっとも逐次投入する時点で実力の程は分かったがな」
最後の逐次投入と言う言葉をビッグゴールドは徹底的に強調した。
ここらで現状を説明させていただきます。
クレアウイッシュの目標の基地の戦力は現在はグレンリーダーの率いる部隊と交戦中である。
では彼等が戦っているのは?
と言うと大規模な部隊進軍の為に、また基地の重要性の為に事態を重く見た他戦域からの援軍である。
だが、他の戦線だって余裕があると言うわけではない。更にアルサレアの進撃が早く時間も無い。何よりもヴァリムには諜報部筋(実際はケンが故意に流した)で大量のヘルファイアを装備した機体が居ると知られている。
下手に大規模に行くわけにはいかないし、時間的にも厳しい。
よって高性能機による少数部隊の多方面攻撃を取る事となったのだ。
それでも時間が少なく連携が取れなかったのが不運であったが。
実際、戦力の逐次投入は確りとした作戦で行わないのなら愚の骨頂であるのだ。
そう言って周りに安心感を出すのが狙いである。
上部の思惑を知らない兵達の指揮を高める為に副官は言葉を続けた。
「基地攻略の梅雨払いをしてくれる元帥閣下の為にも作戦は失敗できませんね」
「ああ。御蔭で予想以下の被害で進撃できるのだから失敗すれば笑いの種になる」
いや、こんな作戦は失敗したら懲罰確定だろ?
兎も角、彼等はグレンリーダーが作戦を発動させない為に基地攻撃に出て入る事は気付いている。だがそれ以上にグレンリーダーが戦っていると言う事は前線の兵の士気向上に大いに役立つ。声に出して言う事で周りの士気を上げる魂胆だ。
現にオペレーターや通信ラインを通して会話を聞いた者たちは士気が上がった様に見える。
ビッグゴールドは満足すると同時に心の中で思う。
(元帥閣下・・・何故我らを理解してくれないんです?)
その心は憤怒でも侮蔑でもなく悲しみだった。
「こちら121小隊、HQ(ヘッドクォーター)へ。敵残存戦力は」
「こちらHQ・・周囲に敵影は無しです、お疲れ〜」
その言葉に背景と同じ扱いの121小隊のJファーCを始めとする4機のPFは警戒を解いた。
「おいおいおい・・・俺の獲物取るなよ?」
「いいだろ?俺って後少しで昇進できるスコアなんだ。酒奢っから、な?」
と隊員Aが隊員Bが落とそうとしていたキシンを落としたことに対して言い訳している。
その一方で隊長と隊員Cも話をしていた。
「そう言えば第2ラインの部隊って、もしかして・・・?」
「そうだ、お前も気付いたか?コバルト隊だ」
何故グレンリーダーの派閥と言うべきコバルト隊がビッグゴールドの部隊に居るのか?
其れはおいおい分かるだろう(おい)
「Gエリアの戦いの功労者達ですよね〜俺もソッチに配属されたかった〜」
「あそこは洒落にならんくらい寒いらしいがな・・・って!俺の前で言うか普通?」
此の雰囲気は軍とは思えないぐらい軽薄である。
だがアルサレア軍は元々は傭兵が集まった軍とも言える、よって倫理的な規律こそ有れ兵の自由を縛る規律は少ない。
こういった談笑も長時間の緊張を和らげる為の方策として黙認されているだ。
その時間も直に破られた。
「こちらHQ!121小隊!今から送るポイントに急行して下さい!有力な敵が接近中です!」
「了解!俺に続け!」
司令部からの緊急通信に反応して直に移動する121小隊。
命令を受けて直に行動できるのは実力者の証だろう・・・
だが、此の時彼等は気付かなかった。否、気付くわけもなかった。
4機のPFが近くを通り抜けていった事を。
「きゃぁぁーー!」
「俺たちって声だけぇーー!」
「作者の馬鹿ぁぁーーー!」
何故か意味不明の断末魔と共に爆砕されていくJファーD型達。心なしか台詞も小さく扱いも悪い(酷)
その爆炎を背景にしたディアボロスは更に赤く輝いている。
「貴様らに恨みはないが・・・存分に潰させてもらう」
一瞬の刹那
主武装の一つベフィマスランチャーを最大レベルに上げる。
5秒間のタメの後・・
ズバァァァァ!
緑の閃光が数機のアルサレアPFを横薙ぎに融解した。
だが、そのバスターランチャー型兵器発射後の動きが止まる瞬間を狙って別方向に展開していたJキャノンやJランチャー達の砲撃小隊がキャノンやらナインやら全火力を放つ。
が、
「ミラージュシフト・・・全く無駄だな」
リュウハの言葉と同時に発動したミラージュシフトの効果に砲撃小隊は驚く。
「ナンだよ・・あれ?」
「分裂?イスラフェル?馬鹿な!」
専用の瞬間転移である此れは多数の残像を残しながら移動する。
残像によって補足され難いだけでなく、その光景は謎の現象として衝撃となった。
だが、その衝撃も・・・
「ひ?!」
「何処から?!」
「フローター・・ちが・・うわぁぁーー!」
次々にコクピットを貫かれて崩れ落ちるJキャノン達。
その感慨にふける事無くリュウハはレーダーで他の敵機を探す。
「戻れデモンズガーディアン・・・」
先程にJキャノン達を死角から襲ったデモンズガーディアンが次々にディアボロスの背部に収納されていく。
何処に化け物のような強者が隠れているか分からない以上は何時でも切り札は使える状態にする。そんな常に警戒する姿勢と冷静な判断力をもてるから神佐になれるのだ。
「む?」
レーダーに反応・・・その数は60機。実に護衛部隊の3分の1を繰り出してきている。
余談ではあるが某アルサレアの神佐とも言うべき輩が誤認情報を流して30機の正体不明機と誤解させていたのが理由である。
1対60では普通ならば戦えない。
普通ならばである。
「エネルギーチャージ・・魔剣発動・・切り裂けリヴァイアサン!!」
腕に持っていた大剣が光りだす・・
そして横薙ぎが放たれ、巨大な光波が生まれた。
ズバッシャーーーーーーー!
横薙ぎの光波が前衛の20機を切り裂く。
本来ならば100機も切り裂ける威力を持っているが分散しいた為に1個中隊しか(しかってレベルではないが)破壊できなかった。
もっとも、そんな物を見せられたアルサレア部隊には戦慄が走った。
余りの威力に怖気づいてしまったのだ。
その一瞬でリュウハは疾走。
慌てて弾幕を張るが、
「無駄だな・・その程度で俺を止めるつもりか?」
浮き足立った彼等の攻撃に連携は見られるわけも無い。
ある物はシャドウシールドに阻まれ、またはミラージュシフトや回避でディアボロスに当たりはしない。
1番密集していた場所にディアボロスが近づく。
「く、くるなぁぁ!」
先程の121小隊の隊長なのだが悲鳴を上げてサブマシンガンやAAFミサイルを撃つ。
その攻撃をものともしないでディアボロスは集団の中に入り込み、
「ぎゃフ!」
「ひあぁ!」
「ヒデブ!」
次々に切り伏せられていくJファーD型やJファーカスタム。中には秘孔を突かれたような悲鳴も混じってるが気にしてはいけない。
だが此の時点でリュウハの興味は別の所に行っている。
「・・・第2ラインにはアノ部隊か」
そう言いながら周囲のPF(8機程度しか居ないがは)を全て切り倒していた。
「ババァが肩入れする部隊・・・試させてもらうか」
そう言いつつもコアバスターを放とうとしていたJアームドを数機のデモンズガーディアンの一斉砲撃で蜂の巣にする。
其処から先は戦いと言うよりは狩りだった。
僅かに残った満身創痍の5機は奇跡的に生き延びる。
残ったリュウハは悠々と第2ラインまで移動していた。
「急げ!」
「何としても奴を通すな!」
JフェニックスやJファーカスタムの部隊が全速力でディアボロスの侵攻方向に進んでいた。
たった1機とはいえ圧倒的な戦力を持つディアボロスに対し司令部は出し惜しみをするつもりは無いらしい。
最低限度の戦力を配置しつつ余った部隊を全てぶつけてでも止める絶対阻止の構えだ。
「作戦は命を大事にだ!」
「いや、其れ作品違うっショ」
Jフェニックスに乗る隊長格の人物の言葉に誰かが突っ込む。
クククと誰かが失笑した。気持ちは分かる。
「俺は何気に悲しんでるぞ・・コンチクショウが!」
「友軍反応を確認!」
隊長を無視してJファーカスタムのパイロットがレーダーに友軍の識別を出す機体を見つけた。
しかし、その様子に疑問を感じる。
「進行方向は俺たちの逆・・?」
そう進行方向は彼等の逆を行っているのだ。
「隊長どうします・・って!」
「どうせ俺なんて、俺なんて・・・」
隊長格の人物はイジケテイタ(おい)
そんな隊長を無視する事に決めると通信を掛けようと試みる。
同時に武装のレールキャノンも用意、何となくの不安の為である。
「こちら第2小隊・・・そちらの所属と命令を答えられたし」
「此方は第1小隊・・・俺達は本隊護衛の為に呼び戻されている最中だが?」
その言葉に警戒を解く第2小隊の面々。
先程に防衛ラインを瓦解させたディアボロスの事を考えると縦深陣地による防衛ラインでの長期戦が有効と判断できるからだ(一機しかいないので消耗戦にすれば限界時間が来る)
「それでは御先に失礼します」
「ソッチもな・・・」
Jファーカスタムのパイロットは通信を切る。
そのまま進んでいく・・・彼等は気付くべきだった、遠くを駆ける機体の姿を。
その機体はアルサレアであってヴァリムでも在るようなフォルムであった事を。
とまぁ、上の部隊はさて置き主役部隊とも言うべきコバルト隊は現在、禄でもない敵と戦っている。
「ねぇ、おじちゃん?アレって何?」
「・・俺は未だ20代なんだが?」
コバルト隊に要望どおり配属されたマコトはアレと呼ぶ物を指差して・・・ランブル(作者オリジナル設定にて年齢24歳)をオジちゃん扱いして聞いた、が答えは来ない。
無論ランブルの額に小さい怒りマークが付いていたのは言うまでもない。
「データにはGエリアにて交戦記録がありますが・・・(此処でデータを拝見中)・・・聞かなかった事にします」
チェンナは引きつった顔でデータを閉じる。
ちなみにジータ、ムラキも顔を引きつらせていた。
其処には・・・
ブレイク ブレイク あなたの表情 笑顔が 次第に 苦しみ溢れて 笑い声が聞こえたら 人格崩壊させられる 人の幸せはばむやつらさ GOOD MAN !
ヴァリムブレイク工業 カイザーナックル Da Da Da
ヴァリムブレイク工業 パイルバンカー 大地を砕き!!
人を壊すぜ!(ある意味) PF壊すぜ!(威力だけなら)
何でも壊すぜ!(見境無く) 東へ西へ 叫ぶ! 叫ぶ! ヴァリムブレイク工業(HAHAHAHAHAHAHA
謎の音楽を撒き散らせながら薄くなった(ディアボロスの侵攻にて)防衛ラインを突破してきたグッドマン中隊が居たのだ。
ちなみに防衛ラインの迎撃した部隊は全員病院送り・・・精神科へ送られていった(汗)
「真逆・・・あいつ等とサーリットンで会うとはな・・」
「サーリットンだから居たのかもしれませんね・・」
ゲンナリした表情で話すムラキとジータ。前に何回か戦っているから精神的には助かっているのかもしれない、嫌そうだが。
その中で嫌そうな顔をしながらオスコットはバスターランチャーを構える。
「キースも隊長さんもアイリちゃんも羨ましいぜ〜オジサンもソッチに行きたかったなぁ〜」
別行動をしている面子を羨ましがりながらトリガーを引く・・・
「グッドマ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!」
「ナンデス〜〜〜〜〜〜〜カァ〜〜〜〜〜〜」
断末魔(?)と共に緑の閃光で破壊されていく金剛夜叉、じゃなくて金ピカのアシュラ。
余談であるがグレンリーダーの派閥とも言うべきコバルト隊であるが何で此処に居るのかは理由がある。
早い話が護衛部隊としてだ。
クレアウイッシュの行動を阻止したいグレンリーダーの考えに矛盾してるように聞こえるが、ちゃんとした意味もある。
万が一に護衛部隊が突破されて本隊が迎撃に入る場合、最悪のシナリオとして予定を繰り上げて基地攻略に関係なくヘルファイアの大量殲滅が行われる可能性がある。
そうならない為にも本隊の護衛はグレンリーダーとしても大切な内容だったのだ。
有象無象(グッドマンども)を撃破したコバルト隊に新たな機影が接近。
援軍として駆けつけてきたJアームド4機を一撃で破壊しながらディアボロスは現れた。
「各機、散開して一斉砲撃だ!」
ムラキの指示の元で動き出すコバルト隊。
同時刻において本隊にも大きな爆音や煙が立つ。
此の戦域の戦いの最終局面が始まろうとしていた。
後書きと書いていいわけ
一ヶ月以上も投稿できず、あまつさえ短い文章しか書けませんでした(謝)
仕事が一日12時間以上ってのは辛いです(完全に言い訳である)
家に帰っても眠くて・・・(此処まで来ると見苦しい)
次こそは比較的早く続きを出します・・・多分(おい)
で、今回の話ですがアルサレア側の敵の扱いであるビッグゴールドが出てきました。
と言っても彼は悪人ではなく、あくまで一つの理想のために戦っている人として描かれてます。
他にも動き出したヒポクリト。彼等の設定は次回にまわします、もっとも何処かで聞いた名前の人が一人(エドは含まず)居ますが。
そしてお礼ですが、ナイトメアさん、歌をありがとうございました〜
双首蒼竜さん、ダークブレイズ小隊の前身としての許可ありがとうございました〜
次はタケルのルートを書くか続きを書くか悩んでます(おい)
では〜
管理人より
神楽歌さんより第3話をご投稿頂きました!!
色々とお疲れさまでした(汗)
あちこちで動き出しましたが……これがどうなっていくのか楽しみです(笑)