読む前の注意:今回の作品は原作のキャラを使ってるだけであって、原作上の人間関係(原作では姉妹でなくとも、此処の都合で姉妹になってます)や地理関係、特に性格は一切無視されてます。
 余り好ましくないと思う方は引き返すべきと進言いたします。

 まぁ要はパロディ作品です


 もしも・・・彼が○○だったら?







 

 奇行病談Jフェニックス?種空(たねぞら)寮編





 

 なお、BRETTOと最初に出た場合はブレット視点の一人称、ALLの場合は3人称で進む実験が今回は盛り込まれてます。







 

 BRETTO


 俺は目の前の無愛想な上司から理不尽を受けています・・・

「ブレッド。バイトをしないか?」
「はい?」

 俺の名前はブレット・アローズ、職業はフリーター。
 今、バイト先の喫茶店「フェニックス屋」の休憩室で副経営者兼チーフウェイターのケンさんから発せられた言葉に耳を疑ってしまった
 いや、誰だってバイトの最中に言われれば驚くって。

「ああ・・知り合いに腕の良い奴を貸して欲しいと言われただけだ」

 えっと・・・俺の腕って確かに悪いとは思わないとは思うけど・・・前のバイト先と言うか修行先でも筋は良いと言われてたし・・

「少しの間だが寮の管理人と料理を遣ってくれないか」

 ・・反論させない気だな。
 この人って無愛想で無口な割には人付き合いとか凄いし・・

「う〜〜ん・・」

 本当に悩むな・・・
 料理をするのは嫌いって訳じゃないし・・

「でも、どうして俺なんですか?キース先輩やコウスケ先輩、タケルも」

 そこだよ。
 管理人と言う事は周りとのコミュニケーションも大事なはず。
 あの3人は俺と同じフェニックス屋で働くウェイターで、ついでに言うならコウスケ先輩はケンさんの親友(本人は否定)、タケルに至っては弟子だ。
 俺よりも信頼できるはず。

「寮生に管理人が手を出したら不味いだろ・・」
「・・・ハイ(汗)」

 見ため通りキース先輩とコウスケ先輩にはナンパ癖がある、其れも重症な。
 一度だけケンさんの養女であるマユにナンパを仕掛けたけど・・・思い出すのも悲惨な「K−13事件」が起きたし(二人をケンが殺害一歩手前まで半殺しにした事件)


「オマケだがバカ弟子を遣って客足を減らすのも嫌だしな・・」
「ワカリマシタ・・」

 出来れば・・・テーブル下で小太刀を突きつけるのは辞めていただきたいです(汗)

「で?やるか?」

 何か周りにワイヤー。しかも下手に触ると切り裂けそうなぐらい細い奴が結界のように張り巡らされてるんですけど。
 どうやってもやらせるつもりなんですね

「はぁ〜やりますよ・・・で何処ですか?」
「フランズス地方にある・・」

 緑豊かな土地だな

「種空寮だ」

 此の一言が世界を変える・・・













 

 ALL


 と言う事でオルフェンシティから旅立って数時間。
 緑に囲まれ空気や水が綺麗な避暑地であるフランズス地方。
 その地方の中では中堅程度の規模であるが自然豊かなシーサウンド市。

「結構綺麗だし・・ペンション?」

 目の前の建物を前にして道に迷いながら漸く辿り着いたブレットの種空寮の第一印象は言ったまんまである。
 実際、東大生が集う温泉付女子寮のような木造かつ大型な建物ではない。
 大き目の一軒家と言った方が納得できた。

「・・・大抵、こういう時に庭に行くと美人の人が庭で水をやってるんだよな?」

 だが耳を済ませるが如雨露やホースから水が流れる音はしない。
 其処まで幸福ご都合主義を君に当てると思ったのかい?
 と、心にも無い事を(作者への)情けの為だけに言ったブレットだが、意を決して呼び鈴を鳴らす。









 

 BRETTO


 

「ごめんください」
「はぁ〜〜〜いっ」

 俺がドアを開けて挨拶をすると声と共に緑の髪を結った小さい女の子が出てきた

「えっと・・・バイトで来たブレット・アローズと言うものですが・・・クレアさんは?」

 と言いつつも真逆の事態を予測する。
 彼女がオーナーのクレアさんの可能性もあるのだ。
 どこぞの学校には小学生先生が実在するという噂だし・・・

「はい。伺っております」

 う〜〜ん。とても礼儀が正しい。
 マユにも習って欲しいな。

「クレアさ〜〜ん。ケンさんの言ってたバイトの人来たよ〜」

 凄いぞ、とたとたと言う足音が出てくるなんて。
 って此方が本当に凄い。
 かなりの美人だよ!

「確か・・・クレアさんですね?」
「はい。クレア・クラウゼンです。いつも妹がお世話になってますわ」

 妹・・・クラウゼン・・・!
 フェニックス屋の看板娘の一人「フェンナ・クラウゼン」には姉がいたと聞く。
 何となく似てるし、ケンさんがバイトを斡旋した理由にも彼女経由でと辻褄が合った。

「えっと・・此方こそ妹さんには迷惑をかけてばかりで・・・あ、俺の名前はブレットです」

 気のせいだろうかミラームーンの方から凄い殺気が来るぞ!
 御蔭で言葉が出ない、頼むからなんか言ってくれ。

「まぁ立ち話もですしリビングにでも行きましょう」
「そうですね。ではブレットさん、此方へどうぞ」

 ありがとう、少女よ。君が天使に見えるよ
 取り合えずクレアさんに付いて行くか。
 と、その前に、

「さっきはどうもね。俺の名前は・・・ってさっき言ったか」

 助け舟を出してくれた緑髪の少女に礼を言わねば紳士の名が廃る。

「申し遅れましたが、202号室のリーネ・フォルテです。姉と一緒に住んでます」

 そして

「よろしくお願いしますね」

 ペコリとお辞儀する。
 か、かわいいぞ!
 って俺はロリコンか!
 兎も角「おにいちゃん」と呼ばれなかっただけでマシだろう。
 呼ばれたら確実に悶絶死している(笑)
 気分を反してリビングに向かうべきだ、逃げる為に!



 

「うぉ〜〜い。コイツが新しい管理人ってわけかい?」

 どうやら住人の一人らしいけど、咥えタバコは兎も角、適当そうに着込んだTシャツと短パンのみの格好・・・でも何故かリーネに似てるような?

「すみません・・・いい加減そうな人ですが、私の姉です」

 ・・・・その時、俺の思考は固まった。
 確かに目の前の女性は美人であり其処を考えれば美少女のリーネと姉妹と呼んでも文句は無い。
 けど真面目で優しそうな雰囲気のリーネの姉と言われて信じろというのは彼女の雰囲気では少し疑問がよぎるぞ。

「おお、そういや名前を名乗ってなかったな。あたしゃ、其処のリーネの姉のロイナーデってんだ。そんじゃぁ、よろしく頼むぜ、管理人さん」
「ええ、此方こそです」

 話しやすそうな人だが少しノリが付いてけるか不安を感じた。
 けど、こういう人ならやって行け・・・

「ロイナーデ!あなたなんて格好をしてるんですか?!」

 俺の思考を遮って今度も又美人が来たな・・・
 金髪長身に凛とした表情。ロイナーデさんとは別の美人さがでてる。

「うっせぇなフィアナ・・・ッたく徹夜明けでビール飲みに来ただけなんだし、いいじゃねぇか?」
「朝からビールを飲むなとは言いません。ですが、今日は新しい管理人さんが来るのですよ。せめて分別ある格好をするべきですわ」

 いや・・・俺が新しい管理人なんですけど、多分気付いてくれないんですね(悲)。
 それにしても喧嘩するほど仲が良いと言うけど、本当は仲がいいんだよな。そうあってくれ、頼むから。

「ふむ・・だから昨日の夜の風呂が長かったのか・・見てて面白かったぞ」
「ロイナーデ・・・なんばしよっとですか!

 チャッキン! という擬音で・・真剣!
 フィアナさん、真剣抜いてますって。

「うちが今日こそ更正させます!」
「やってみろ、ほれほれ〜」

 フィアナとか言う人の斬撃はケンさんのよりは激しくないけど、それでも並じゃないのは分かるけど、それ以上に全部回避するロイナーデさんはNT?
 此の状況で周りは・・

「あらあら・・何時も凄いですね」

 クレアさん・・・せめて自分の寮で真剣が振り回されてるんですし、慌てるとかしないんですか?

「姉とフィアナさんの喧嘩ですが何時もなんで・・・」

 リーネちゃんが申し訳なさそうに俺に向かって言う。
 それにしても何時もああなのか?
 って和んでる場合じゃない!

「えっと・・二人が怪我したら困りますし止めてくださいませんか?」

 俺の一言で意外にも止まってくれた。
 フィアナとか言う人が顔を紅くして剣を鞘にしまってる。

「すみません、お恥ずかしいところを見せてしまって」
「そうだぞ、フィアナ」

 ロイナーデさん、再燃させないでください。

「私の名前はフィアナと言います、此処には何をしに?」
「俺の名前はブレットと言います、此処「フィアナさ〜ん、私の紹介もして下さい」って人が浮いてる!」

 目の前には眼鏡をかけた美少女・・・ただ、気のせいか体が浮いてる。
 ・・・良かった、先程の二人の喧嘩で精神的に参ってて。
 でなきゃ驚いて失礼だったろう。

「此の娘は神道破魔霊剣モミジ(椛)。私の相棒です」
「フィアナさんの守護霊のようなものと考えてください、ブレットさん」

 ごめん・・・霊剣の守護霊って(汗)
 世の中、何万回死んでも蘇る金髪野郎や謎の生けるゼリーなどの怪奇話を聞くけど、本物に会えるとは思わなかったな・・
 ・・・俺なんで冷静なんだろう。

「ブレットさんは優しいですね、私の事を見ても驚かないなんて」

 言えない。
 フィニックス屋にいた頃や此処に着てのファーストコンタクトを考えてみたら幽霊なんて平凡すぎるなんて。

「ははははは・・では今後ともよろしくお願いします」







 

 ALL


「あとはパピオンだけですわね」
「ッたく、パピィは何処に行ったんだぁ?」

 とフィアナとロイナーデが言う。

「つまり残るはパピオンって言う子で全員なんですよね、此処の寮生は?」
「そうです。でもどうしてブレットさんは知りたがるんですか?」

 実はモミジの登場でブレットの仕事を聞いてなかったフィアナ。

「ただいまぁ〜」
「帰ってきたみたいですね」

 元気の良い声に繋げるクレア。
 ドアを開けるとロングの少女が入ってくる。

「おかえり、パピオン」
「ただいま、リーネ。そちらの人は?」

 初対面であるブレットの説明を求める。

「俺の名前はブレット。今日から管理人として来ました」

 言葉にパピオンとフィアナが眼を丸くする。

「ど、どうして」
「なんで」

 二人とも御決まりのリアクションを実行。
 そしてパピオンが叫んだ

「なんで女子寮の管理人が男性なんですか!」

 そして漸くブレットは周りに女性しかいない事の異常性に気付いて叫び返していた。

「女子寮だったのか!!!!!」

 こうしてブレットの未来を勝ち取る(未来よりも命)戦いが始まった。











 

 多分続く



 



 後書き兼登場キャラの雑談会


 ケン:無謀にも作者のパロディ企画が始まったようだな。
 タケル(以下、猛):ですね。
 ロイナーデ(以下、ロイ):なんか全員の性格が少し変わってるな。
 猛:なんでも「他のゲームをJフェニキャラでやってみよう」がコンセプトらしいです。
 ロイ:だからフィアナが九州弁を喋ったり、モミジが守護霊なのか
 ケン:俺の場合は隠し設定がかなり活かせられる様な配置らしいが、メインはブレットだ
 猛:グレンリーダーの登場も考えられてるけど、まだ先だろうな
 ケン:俺の話は此のあと直ぐだがな
 ロイ:最大の問題は続くかどうかだ(汗)
 全員:・・・(汗)


 と言う訳で始まった無謀編。
 未だに出てこないJ2のヒロイン二人。
 続くかどうかは作者の生命力。
 仮にも続いたらよろしくお願いします、では〜







 

 オマケ1
 ロイ:けけけけけ・・・っと原作キャラの真似をしてしまったな。
 ここから入れるのはパロディの元になったゲームとキャラの対応表だ。
 原作を知ってる人は此処を見れば誰が誰の役割だか一発でわかるけど、原作を知らない場合は混乱するだけだ。


 ふぉびどぅんルームへ










 

 オマケ2


 ALL


 丑三つ時
 シーサウンド市の廃ビルの一つの屋上で

「・・グロリア。そんな事をしても・・・」
「黙れ!奴らに復讐しなければアークレルも浮かばれない!」

 ケンの説得も虚しくグロリアは手に持った武器を構える。

「立ち塞がるのなら君だろうと排除する」

 グロリアの表情は決意と悲しみに満ちていた。
 対するケンも覚悟を決め

「彼女の夢・・・此処で潰えさえるつもりは無い・・」

 二振りの小太刀を構える。

「御神は護る為の剣。守る為の戦い・・・絶対に負けん!」

 ケンは駆け出した。



 


 管理人より

 神楽歌さんより新作をご投稿頂きました!!

 ブレッド……一体どうなる?(笑)

 実験パロディとのことですが、楽しみにしてます!
 


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