※この文章には機甲兵団J-PHOENIXには考えられない表現が多数含まれています。
 これに関しては作者の空想の物としてご覧ください・・・。








 

事の発端は軌道エレベーターの北部でアルサレアがミラムーンと合同演習を行っているのをヴァリムが襲撃したことから始まる。

その襲撃部隊にエボリューションズが含まれていたと言う情報が入り、グレン小隊はこれの迎撃作戦に出たのである。

だが・・・。








 

「・・・以上が本作戦の内容だ。」

会議室に響き渡るグレンリーダーの声。

「先行した部隊は既に戦闘を開始している。ムラキ、オスコット隊は早急に増援として向かっていただきたい。」

「了解!」

「あいよぉ〜。」

「試験機だが、オスコット隊に2機の新型を支給する。パイロットの選出、頼むぞ。質問が無ければ以上で解散だ。」

ガタガタと音を立てる椅子達。

大半の隊員が部屋を出て行く。


 

会議室横の休憩室でムラキとオスコットは二人で最終打ち合わせをしているようだ。

「輸送機の出発時刻は15:00、到着は10分後・・・か。」

「後1時間ちょっとか。」

「数はあちらが圧倒的に有利と思われる、先行部隊と共同戦線を張るか・・・後退させて本隊到着まで私達で抑える・・・か。」

「新型を2機回してもらえるみたいだし、こっちは選抜パイロット達だなぁ。俺らで抑えても時間は稼げると思う。」

「こうしている間にも戦力はどんどん減っている、それが打倒か。」

そして少し黙った後。

「・・・ジータとサナーのことを頼んだぞ。」

「教え子も今じゃ立派なエースパイロットかぁ。」

「この戦闘でエボリューションズの壊滅が成功すれば部隊は解散。また娘さんと遊んでやれるな。」

オスコットの肩をポンと叩くとムラキは部屋を出て行く。

「パパ、がんばっちゃうよぉ。」




 

時を同じくして・・・

椅子にもたれながらタバコを吹かすヨシナガ。

仮設テントに置かれたモニターを見ながらラッセルが。

「あくまで新兵の訓練と新しいAIプログラムのテストですよ。“訓練”、が一番大切ですし。新兵は特に・・・ね。」

モニターにはタルカス1機がゼムンゼン4機に蜂の巣にされている映像が映し出されている。

「あちゃー、囲まれてら。」

「運が無かった・・・と。」

「ねっ隊長、出撃しちゃダメねんか?」

「そうだな・・・16:00からなら出ても構わない。その頃にはグレン小隊の増援が来るだろう。」

「ボーイとキースも居るかねぇ〜。」

「“仲間”だったよしみで丁重に出迎えましょうか。」

「歓迎のし過ぎは“俺達の目標達成を自分で不可能にする”。気をつけろ。」












 

前線へ向かうオスコット隊の輸送機内

「・・・聞こえますか。」

「聞こえてるよ、ジータ君。」

「これが成功すれば・・・終わるんですよね。」

「そうであってほしい。いや、終わらせなきゃいけないんだ。」

「そのためのこの機体・・・ですか。」

『降下開始まで後3分、各員最終チェックをお願いします。』

オペレーターからの通信。

「“新型PF、Jツヴァイハンダー”・・・か。」

「まだ実験段階で、ほんの数機しか無いそうですよ。これがその内の2機だそうで。」

「Jファーカスタムを一段階スペックアップしたように見えるけどね。」

立体モニターに機体の全身像、武装、出力等が表示される。

「チェック完了。」

「こちらもOK。」

『数少ない試験機です、できる限り損傷を少なく持ち帰ってください。』

「できるかぎり・・・ね。」

しばらくして輸送機の後部ハッチが開く。

『目標地点に到達、降下を開始してください。ご武運を・・・。』

「オスコット隊、出撃〜。」

先陣を切ってオスコットのJアームドが先に飛び出す。続けてジータ、ボーイ、コルドハンター隊・・・と続く。

雲の中をしばし進むと視界が晴れ、飛び交う銃弾と爆風が見える。

『ようやく増援が来たか。先方隊は3割が壊滅してしまった。ミラムーン軍も残存部隊が残り少ない、撤退の援護をしてくれ。』

先方隊の指揮官であろう中年の男からの通信が入った。

「二人はここで足止め宜しく、俺はJブラスター2部隊とコルドハンター隊つれて残存部隊の護衛をする。」

「了解!」

着地直後ボーイ機に迫ってくるヌエ。

「迎撃を開始する。」

両腰のホルスターからフォルテシモを抜き、数回回した後手を交差して構える。

「まず1機。」

右でコクピットを、左で頭部を撃ち抜いた。

その傍らジータは斬馬刀を振り回し、ロキを斬り捨てた。

「なんだか、出力が上がってるんですが。」

立体モニターで状態を確認する。

「許容範囲内だ、問題無いよ。」

フォルテシモの水平連射で倒れるイリア隊。

「今までは輸送機のパイロットだったそうですけど、なぜ?」

「僕にはやらなくちゃいけないことがある・・・だからね。」

「“あの人たち”・・・のことですか?」

「そうだね。“あの人たち”がもしここに居たら・・・ここでケリをつける。」

「了解です、無理はしないでくださいね。」

フォルテシモを乱射しながら突き進むボーイ。

その背後を守るようにジータが続く。











 

同時刻のアルサレア要塞内格納庫の管制室。

そこにキースはサチコに呼び出されていた。

「で、俺に何の用だ?暇だからデートでも良いんだぜ。」

「そんなことやってる場合じゃないの。」

「頼みがあるってことだが、内容は?」

「“Jツヴァイハンダーの完全破壊よ”。」

「破壊・・・って、ツヴァイハンダーは新型PFじゃねぇか。試験的に投入されたって話だが・・・。」

「作った第四研究所も知らない秘密があるのよ、あの機体には。」

「あんたは関わってないのか。」

「ツヴァイハンダーは第四研究所が独自に開発したの。そして、それには・・・“アポロンジェネレーター”が搭載されていた。

四研はオリジナルのデータを元にそれを再現した・・・。ジェネレーター同士が“共鳴”することも知らないでね。」

「共鳴?」

「原理は分からないけど・・・アポロンジェネレーターを搭載した機体同士が近くに居ると徐々に出力を絞り出すわ。“上限無し”に・・・ね。」

「許容量超えたら爆発でもするのか?」

「恐らくは・・・そう。ただ、破壊力がどのくらいなのか見当もつかないわ。下手すれば惑星丸々消滅させるかもしれないし・・・。」

「・・・なんだかやばいってことは良く分かった。でもな俺、機体が無いんだが・・・。」

「それなら問題無いわ。」

そういうとサチコはモニターに何かの図面を表示する。

「戦艦・・・?」

「試作型強襲用戦闘機、正式名称“ネメシス”。武装は2門の大型バスターランチャーにMLRSが4基、ヘルファイア・・・。」

「ずいぶんとまぁ、でかいし馬鹿みたいな火力だな。」

「この戦闘機の開発計画は10何年も前にあったみたいだけど、今じゃPFが戦闘の主流。お蔵入りになってたのをある男が改造したものよ。」

「で、後何分で出せる?」

「あなたがコクピットに座り次第よ。」





 

『5分前、増援部隊が戦闘エリアに到着したわ。本隊とは違うルートへ向かって。』

「了解、出撃する!」

アルサレア要塞のカタパルトから射出されるネメシス。

『大型ブースター3基のおかげで速度は十分だと思うけど・・・。』

「あっ・・・・ああああああ。ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ。」

通信からは・・・叫び声しか聞こえない。











 

その頃前線では・・・

「左腕、やられちゃったかぁ。」

肩から先が無く火花が散っているアイリ機。

「Jファーのカスタムタイプとはいえ、ベースは所詮Jファー。キシンの相手ではない!」

アイリ機に向かって放たれるサブマシンガン。

「・・・手加減しないんだからぁ!」

サイドステップでかわした後、ブースターで距離を詰める。

「ああっ、来るなぁ。」

「出直しておいでっ!」

スパークフックが腹部に直撃し吹き飛ぶキシン。

その直後背後からの接近反応。

向いた先にはタルカスが1機、だが様子がおかしい。

次の瞬間タルカスは倒れた。

「背中に2発、確実に狙ってる。・・・いったい誰が。」

レーダーには友軍機が多く映っており誰かは判断できない。

『こちらムラキ、ミラムーン軍の撤退が完了した。我々も後退しつつ本隊到着を待つ。』

「了解、後退します。」

集合ポイントに向けて移動を開始するアイリ。

「新兵みたいなのばかりだったけど、本当にエボリューションズが居るのかな・・・。」

その直後レーダーに機影が映る。

「むっ、早い。」

すぐさまその方向を向くと、“黒いヤシャ”がこちらに向かって来る。

「今生産されてるヤシャは赤いはず・・・まさか!」

次の瞬間、AAFミサイルが飛んでくる。

「あたらないわよっ!」

回避するアイリ、だが真横にはすでにヤシャが。

「まだまだ〜!」

頭部めがけてのアッパーが炸裂、吹き飛ぶヘッドフレーム。

「撃破っと。」

だが、サブマシンガンを向けて撃って来る。

「な、センサー壊したのに何でこんなに正確に狙えるのよっ。」

コクピットハッチが開いている様子も無い、どうやって狙いを定めているのだろうか・・・。

『アイリ、どうした。ずいぶん時間がかかっているな。』

「ヤシャに張り付かれて振り切れません。頭飛ばしたのに確実に狙ってくるんです!」

『何っ・・・そっちもか。こっちはコクピット撃ち抜いたシンザンと交戦中だ。いったいどうなってる・・・。』

「燃料そろそろ無くなるし・・・早く・・・キャッ。」

ヤシャに気を取られて背後から砲撃を受けてしまう。

「おーおー、苦戦中か。こっちにも居るぜぇ!」

背後の赤いPFからのショートバズーカの集中砲火。

「ぐっ・・・ああ・・・。」

とうとう力尽き、膝をつくアイリのJファーカスタム。

「機能停止かぁ、最後はヤシャにやらせるか。」

カタナを構え、頭の無いヤシャが迫ってくる。

「隊・・・長・・・。」

振り下ろす瞬間、カタナに4発の光弾が命中、メインフレームに触れた瞬間カタナは砕けた。

「誰だ?」

「その声はヨシナガさんか・・・やっと見つけましたよ。」

マガジンを換装しフォルテシモを構えるツヴァイハンダー。

「ボ・・・イ・・・?」

薄れ行く意識の中目の前のヤシャがフォルテシモに撃ち抜かれていく・・・。

「ジータ君はアイリさんをつれて先に撤退を。」

「分かりました、・・・では。」

Jファーを抱きかかえその場を去る。

 

1対1となり対峙する2機。

「他の方も来てるんですよね。」

「おうよ、皆会いたがってたぜ。」

「・・・“4人”、落とさせて頂きました。」

「ちっ、いつの間にか力つけやがったな!」

弾切れのショートバズーカを投げつけてくる。

「“Sイフリテス”相手じゃ今までのシンザンやオードリーと同じ戦い方じゃだめか・・・。」

数発撃った後横にブースターを吹かし回避する。

「まだだまだだ!」

その直後両肩の専用MLRSから24発のミサイルが一斉に飛んでくる。

「・・・・・・。」

一瞬目を閉じるボーイ。

(弾道・・・見えた!)

2丁のフォルテシモの連射・・・全弾撃ち落した。

「て、てめぇは生身のはず・・・なんでそんなマネできる。」

(あの装甲を撃ち抜く力はこの機体には無い・・・ならば・・・。)

そして再び目を閉じる。

「そもそも“俺らの動きについて来れた時点でおかしい”、なんだってんだよぉ。」

重量級の機体が浮き上がり、フルブーストでショルダータックルをかける。

「そこかっ!」

横っ飛びでタックル回避しイフリテス腰めがけてフォルテシモを連射。

「ぐぅ、あああああ。がぁぁぁぁ・・・。」

数歩歩いた後、イフリテスは地面に倒れた。

「い・・・インナーBOXを狙ったの・・・か。」

「間接に近い部分はどんな頑強な機体でも装甲が薄い。」

「へっ・・・負けチマッ・・・タ・・・ナ。」

イフリテスのメインセンサーから光が消えた。

〔イフリテスの機能停止を確認・・・メインユニットは無傷です。〕

「直接狙うのは危険だったが・・・この際しかたない・・・か。」

エネルギー切れのマガジンを換装しホルスターに格納する。

「後を追わないと・・・。」

『・・・イさ・・・。』

ジータからの通信・・・だが様子がおかしい。

「どうかしたのかい?」

『エボリ・・・機体に追われて・・・もう・・・グァァァァァッ・・・。』

「くっ。」

ノイズが流れた後通信が切れる。












 

「よく来たねんなぁ。」

「お仲間の方はこちらですよ、気を失っていますがね。」

崖の上に立つ2機のPF。

その足元にはジータのツヴァイハンダーとアイリのJファーが転がっている。

「先ほどヨシナガさんを討たせて頂きました。次は・・・あなたたちです!」

2機めがけてフォルテシモを撃つ。

「ヨシナガさん倒しちゃったねんかっ!」

「予定外・・・ですよね。というか、マジでやったと。」

「2対1だろうと負けは・・・。」

「“3対1”・・・だ、サナー。」

「なっ・・・。」

上空から腕組をしながら降りてくるPF。

「隊長もいらっしゃいましたか。」

灼熱の炎のごとく赤いその機体は羽を広げ地面に降り立つ。

「ろ・・・“ロードフェニックス”。」

「これを設計したのは俺だ。まぁ、図面はサチコにも渡ったようだが。」

モニターに表示される警告・・・そしてアラーム音。

「ああっ・・・力がみなぎって来るねん。」

「これだけ揃えばなかなかのエネルギーですね。」

「あなた方はなぜ出力が上がるか知っているのか?」

「ジェネレーター同士の“共鳴”。その機体にもあれが搭載されているのだろう。“スパイラルスフィア”通称“アポロンジェネレーター”がな。」

「スパイラル・・・スフィア?」

「半永久的にエネルギーを生み出すジェネレーターシステムだ。スパイラルスフィアが発生させたエネルギーの余った分をジェネレーターを動かすエネルギーとする。

一度稼動すればそれの繰り返しだ。まぁ、そうもいかんがな。微量ながら燃料を消費する。」

「そうそう、PF起動時にジェネレーターを動かす燃料さえあれば後はほとんど微量しか燃料消費しないクリーンなシステムねん。」

「さて、この話はここまでにしましょうか。」

剣をしまうラッセルのウンディネス。

「俺達はもう、ヴァリムで戦う気は無いねん。」

「えっ。」

「今まで協力してきたのは一宿一飯の恩・・・みたいなものだ。俺達なりの礼儀だな。

“本日、今をもって我々は本部に帰還する”。サナーにはその手伝いがして欲しかった。」

「・・・疑いたくは無い。でも、急にそんなことを言われても・・・。」

「それは仕方の無いことだな。もしかしたら、“あいつ”のように何かをプログラムされているのかもしれない。」

「・・・・・・。」

「自分の思った通りに決めろ。ここで俺達と戦うのならばそれでいい、こちらも全力でやらせてもらう。」

しばらく考えた後。

「分かりました、協力しましょう。現在残存部隊は集合地点に集結して本隊の到着を待っています。一度こちらへ。」

「本隊の到着待ち・・・?」

「連絡が来てなかったみたいねんな。」

「残念だが、その集合地点に集まった部隊は“全滅”した。」

「そんな、それでも3中隊規模の部隊が居たはずっ・・・。」

よく考えてみるとここ数十分オスコットからの通信が無い。

「・・・“女神”の力がこれほどとはな。」

「何なんですかそれは?」

その直後だった。








 

「待ってましたぁ、キース様の出番だぜぇ〜!」






 

「上空から高速で熱源接近中ねん!」

「馬鹿な、“あれ”が完成しているはずはっ・・・。」

3機に対して凄まじい速さでロックオンがされる。

「行っくぜぇ〜!」

「だ、ダメです。キースさんストップストップ!」

だがサナーの言葉など聞き入れなかった。

コンテナユニットが開き、ミサイルが3機目掛けて飛んで行く。

散らばる3機であったが・・・。

「こ、この数は捌ききれませっ・・・グァァァァ。」

「何というホーミング能力・・・振り切れないね・・・ん。」

振り切れずミサイルの直撃で撃墜される2機。

「ちぃ、完成度40%程でもこれほどの力か。」

展開したビッグウイングをミサイルにぶつけ誘爆を誘う。

「流石は隊長なだけあって一筋縄ではいかねぇか。」

今度は2門バスターランチャーを撃つ。

丁度一本が左足の足元辺りに直撃、地面が抉れる。

「あんたならこうやって使うだろう?」

バスターランチャーが照射されたまま機体を上昇させる。

「ぐっ。」

バスターランチャーにより左半身が半分に切られ倒れるロードフェニックス。

「無事か?」

「キースさん、ストップって言ったでしょう。この人たちはもう敵じゃないんです!」

「はぁ?どうなってんだ。」

「ワ、我々はアルサレアに帰還しようと・・・。」

「もう、ヴァリムについて戦う理由が無くなったんだそうです。」

「怪しいもんだが、まぁ何か変な行動したら真っ先に撃つからな。」

「構わない。」

「んでサナー、そのPF降りろ。とんでもない欠陥PFだそうでな、サチコから壊して来い言われてきたんだ。」

「確かに欠陥だな。開発にサチコが関わっていれば、スパイラルスフィアを搭載するわけ無いし。こちらとの共鳴でかえって不利になりかねん。」

「でも、ジータとアイリさんが・・・。」

「Jファーの脱出ポッドに入れておけば大丈夫だろう。救難信号を出しておけば回収に来てくれるはずだ。」

ツヴァイハンダーから降りたサナーがJファーの脱出ポッドを起動させ2人を中に入れた。

『キースさん、今から離れます。』

「あいよぉ。」

離れたのを確認したのち放たれるミサイル・・・2機は粉々になった。

「・・・一つ頼みがある。彼らのメインユニットの回収、手伝ってはもらえないか。」

「ああ、別に構わないが・・・動けるか?」

「“不死鳥は己を灼熱の炎で燃やし、その灰から再び生まれる”。」

倒れたロードフェニックスから霧状のものが噴出され全体を覆う。

「そのネメシスユニットは未完成、何箇所かのブロックに空きがあるはずだ。そこに入れさせてもらう。・・・終わったようだ。」

少しずつ霧状の何かが晴れ、その中から真紅の翼が大きく開く。

「な・・・どうなってるんだ。さっきまで腕無かったり左半分無かったじゃねぇか。」

「ロードフェニックスは“ナノマシンによって構成”されている。僅かな損傷ぐらいすぐ自己再生できるが、

今みたいに損傷が大きい場合はナノマシンの霧で機体を包んで再生する。」

「ってことはグレンリーダーのも同じなのか。」

「いや、彼のはまだ“目覚めていない”。」

「よく分からんが回収行くぜ。」

「世話になるな。皆、もう少し待っていてくれ。」

『私は構いませんよ、隊長。』

『キースさんよ、やさしく扱ってねんな。』

「・・・っ、お前ら。」

『おーそうだキース、美味いメシ奢ってくれるんだっけな。』

『そうだったねんなぁ、楽しみねんよぉ。』

『久しぶりの酒じゃな、GAHAHAHAHA。』

『僕達食べれないし飲めないじゃないですか。』

『そりゃ、新しい体に食べる機能つけてもらえばいいだ。頼みましたぜ。』

「できる限り・・・な。」



 

サナーが運んできたラッセルとアンディのメインユニットをを回収した後、崖から飛び立つロードフェニックスとネメシス。

「集合地点が全滅ともなると、“女神”は本隊も壊滅させるために動くだろう。時間が無い、急ごう。」

「それで、その“女神”ってのは何なんですか?」

「ヴァリムの新型GFだ。大きさは大体・・・オーガルディラム級と考えてくれ。」

「そりゃ・・・物騒なものを。」

「フォルセアはこれで全世界を掌握するつもりだ。抑止さえもできない最終兵器を前面に出して・・・な。」

「最終兵器?」

「“テラフォーミングナノマシン”・・・この星を開拓した時に用いた物だ。これを用いれば奴の思い通りの世界が誕生する。」




















 

「断ち切れぬ絆」    END・・・・



 



設定関係

 

Jツヴァイハンダー

対エボリューションズ用新型PFとして第四研究所が開発した。オリジナルアポロンに搭載されていたジェネレーターの模造品を搭載している。

スペック的にはJファーカスタムを1段階強化したような感じである。

今回の作戦に試験的意味合いで2機が投入されたが、搭載ジェネレーターの危険性を知るサチコによってキースに破壊命令が出る。


 

ネメシス

試作型強襲用ユニット。

武装は2門の大型バスターランチャーにMLRSが4基、ヘルファイア5発等重武装。

本来はPFに装備して使うものらしいが、現在のところ適応できる機体は存在しない。


 

Sイフリテス

ヨシナガの専用機。赤のカラーリングをした遠距離戦型。

両肩の専用MLRSとメインフレーム内臓のビーム兵器インフェルノをベースに、バズーカ等を装備する。

ツヴァイハンダーに軽々と撃破されてしまったのは、ヨシナガが手加減したからだろうか。


Sシルフィード

アンディの専用機。黄色と緑のツートンカラーの中距離戦型。

武装はウイングシールドとサーマルライフルとシンプル。

蓄積してしまうエネルギーをブースターに回しており、常時トップスピードが可能。

 

スパイラルスフィア

通称アポロンジェネレーター。一度稼動すれば半永久的にエネルギーを生み出すジェネレーターシステム。

またジェネレーターからは一定の周波数の音波が出ており、その音に反応してジェネレーターはさらに出力を絞り出す。

絞り出される出力には上限が無く機体のエネルギー許容量を越えてもなお上昇するという危険な面があるが、

PF起動時にジェネレーターを動かす燃料さえあれば後はほとんど燃料消費しないクリーンな面もある。

 

ディアのロードフェニックス

グレンリーダーのと色違いに見えるがスペックは全然違うとの事。

ロードフェニックスはナノマシンで構成されているようで多少の損傷は自己再生可能。

万が一深手でもナノマシンの霧で機体を包むことで再生できるようだ。




 

♪あとがき♪

久しぶりの投降・・・投稿となりました。

試験続きに修学旅行と書き直す時間取れませんでした。

まだまだ修行が必要デス(´ω`;)


 


 管理人より

 Guttiさんよりご投稿いただきました!

 むむむ……ヴァリムの最終兵器はとんでもないもののようですね(汗)

 しかし、共鳴で出力無限増大は恐怖ですねぇ(冷や汗)
 



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